Q52 コロナ禍の結婚式、何をしたら良い?
コロナ禍で悩みましたが両家で話合って親族と仲の良い友人数名をお招きする結婚式をすることにしました。ゲストに安心して過ごしてもらいたいと思っていますが、どんな事をしたら良いでしょうか。
悩まれて決められた結婚式、ご準備から結婚式当日まで楽しく過ごしていただきたいです!まず結婚式場を探すタイミングでのポイントからお伝えいたしますね。
式場を探し始めるときに
式場探しの前にお招きするかたのリストをしっかり作ってみてください。現在は式場側で「密にならないように」とゆとりをもった配置をおススメしているところが多いです。例えば以前は1テーブル8名様までだったところを5名様に。そうすると隣同士の間にアクリル板を入れることもできます。「アクリル板があるとマスクを外すことに抵抗がなくなる」とおっしゃるゲストも多いです。実際に式場の見学に行かれた際には、今ではあたりまえのようになっている手指消毒や検温などの対応、換気対策なども確認をしてみてください。実際におふたりが感じられた安心感はゲストも同じように感じられるはずです。
式場が決まったら、招待状を送る前にゲストそれぞれにお電話で、式場は密にならず安心して過ごしていただける場所を選んだことをお伝えするのも良い方法です。そして最後に「ご不安なようでしたら無理はしないでくださいね」とお伝えし、出席をするかしないかは、それぞれにご事情やお考えがあると思いますので、判断は相手に委ね、ご招待状の返事を待ちましょう。またご招待状の中に入れる「コロナウイルス対策ご案内カード」を印刷会社でも作成していますので、招待状を依頼する際にご確認ください。
こんな時だからこそ、コロナ対策グッズを楽しく準備!
最近一番多いのは「手作りマスクケース」です!マスクケースはお食事の際に使用するものですが、ゲストのお名前を入れてテーブルにセットし席札の代わりすることもできます。他には、受付をされた時にお配りする席次とともにアルコール消毒の携帯用を「今日はありがとうございます!」などメッセージを添えてお渡しする。マスクを外して会話ができるようにと透明のフェイスシールドを準備するなど。
ゲストがマスクで親御様のお顔がわからなくならないように親御さまのマスクには、お父様はブルー・お母様はピンクにして目印のシールを貼ったという花嫁さんもいらっしゃいました。
以前よりも不安なく会食会ができるようになってきている今だから、基本的な対策はしっかりと、そして、このタイミングだからこその対策グッズを準備して、ゲストも楽しく過ごしていただきたいですね。先日結婚式に参列されるゲストから「新郎新婦が結婚式をすることに悩んでいたことを知っているから、ふたりにたくさんのおめでとうを言いたい!」という言葉を聞きました。だからこそ、おふたりは結婚式を最高の笑顔で過ごしてください。
イラスト tocco