Q85 結婚式に参加できなかった方々への感謝の思いを伝えたい、どうしたらいい?

結婚報告カードとプチギフト
しきたり・マナー

結婚式に出席してくださった方には直接御礼を伝えられるけれど、それ以外のかたには御礼を伝えるにはどんな方法があるでしょうか。

結婚式は、二人が希望するすべての方々が出席できるとは限らず、ご予定が合わず、欠席せざるを得ない、会場スペースの問題で、人数調整のため招待できない、ご体調がすぐれない等々、様々な理由で出席できなかった方がいらっしゃいます。昨今では、コロナの問題などで、結婚式の規模縮小を余儀なくされた方々も多い中、本来ならば、招待をして晴れ姿を披露したかったにも関わらず、参列が叶わなかったということもあるでしょう。それでもお祝いをくださった方々、温かなメッセージや記念の品をお贈りくださった方々へ感謝の気持ちを伝えたいと思うのは自然なことと思います。

そんな方々への感謝を伝えるには、当日のあなたがどんなに美しく輝き幸せに包まれていたかを伝えるために、当日のお写真を添え、結婚の報告とお礼の気持ちをお手紙に託して、お送りになってみてはいかがでしょうか。お手紙は自分の気持ちを伝える温かなコミュニケーションツールの一つです。

お祝いをいただいた方には、当日引出物としてゲストに用意されたギフトと同様の品を
内祝いとして一緒にお送りになることもお勧めですが、いただいた金額に応じてのご相談を親御さまとされたほうが良いと思います。

ご親族や身近な方であるならば、パートナーと共にお宅へ伺い、直接感謝を伝えるのがベストではありますが、遠方であったり、双方の都合など加味して、臨機応変に対応するといいでしょう。

気の張らない程度のお品をいただいた場合は、式場オリジナルのお菓子や、リゾート婚であるならば、その地の特産のお品を用意されるのもアイデアのひとつです。

職場関係や趣味やサークルなどの友人・知人などへの感謝を伝えたい場合は、ランチや休憩時間に召しあがっていただけるようにお菓子の詰め合わせや結婚式当日、送賓時に使用したプチギフトなど、メッセージカードを添えて、皆さんの目に留まる休憩室などに用意をなさってみてはいかがでしょうか。

あなたの心遣いが皆様へ伝わると思います。

イラストtocco

寺谷 晶子

ウエディングプランナー 出身地 東京都 「ふたりに寄り添い、大切な結婚準備〜結婚式をお手伝いします」 ゲストハウスの立ち上げ〜レストランウエディングなどプラ...

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