Q56 リゾートウエディングのコツを教えて!

緑の中の新郎新婦
式場選び

ここ数年旅行を控えていたので自然を感じられる場所が恋しく、結婚式するなら都内ではなくリゾートウエディングをと考えています。リゾートウエディングのコツがあったら教えてください。

「海にする?緑の多い場所?」とふたりの好みでエリアを絞るかたが多いのですが、まずはお招きするゲストのリストアップをしてみてください。これは都内であってもリゾートでも変わらない結婚式準備のはじめの一歩です。ゲストがどんな交通手段で来ていただくことになるのかを把握したうえで結婚式のエリアを絞ると「そこまで考えてくれているの?」と親御さまが好印象を持ってくれ、その後の相談がスムーズになったと先輩花嫁さんから感想をもらいました。これも「結婚式準備のコツ」です。

リゾートウエディングで人気の「軽井沢エリア」

関東近郊在住のカップルさんにリゾートウエディングとして人気の軽井沢エリア。東京駅から新幹線で1時間ちょっとで緑豊かな場所に到着。各観光地へのアクセス良好。ゲストによっては日帰りもできる。お洒落なお店がいくつもある。など、なかなかの好条件で人気が高いのも納得です。都内で結婚式をする場合も電車を乗り継いで1時間近くかかるなんていうことは良くあること。大きな違いは交通費と宿泊費。新幹線を利用する為、東京・軽井沢の往復で1万円ちょっとかかり、施設によって料金は異なりますが宿泊費もかかります。どこまでおふたりが負担をされるかということが重要になってきます。その分を加味したうえで予算を検討されることをおすすめします。

交通費や宿泊費の考え方

例えば親族が宿泊する場合、おふたりが宿泊の手配をして料金も負担、交通費は親族ご自身で負担をしてもらうという考えもあります。友人は宿泊する人と日帰りする人がいるので全員のかたに一律でお車代として交通費お渡しし、宿泊はご自身でお支払をしてもらう場合もあります。考え方は様々ですが親族に関しては一度、親御さまにもご相談をされたほうが良いと思います。

ゲストへの連絡は招待状を出す前に「軽井沢で結婚式をすることになった」とご報告をしつつ、交通費や宿泊費の何を自分達が負担するのかを事前にお伝えしながらお誘いすると招かれた側も判断しやすいと思います。

ここで私の経験談をご紹介。友人から軽井沢での結婚式のお招きをいただいた際に、一緒に行く友人達と相談をして、結婚式の前日に軽井沢で宿泊をすることに決めました。皆で夕食をとりコテージで夜のおしゃべり、翌日はその部屋で着替えてから会場に向かいました。久しぶりに友人達とゆっくりと過ごし、朝もゆっくりと支度をして結婚式場に向かうことができました。相談に来られるカップルさんから、ゲストには結婚式の当日に宿泊をしてもらいたいと言われることが多いのですが、前泊をして軽井沢を楽しみ、翌日はゆっくりと支度をして結婚式に参加するという流れも楽しく贅沢な過ごしかたでとても印象に残っています。

スタッフにリゾートウエディングにお招きされたらどう思う?と聞いてみたら「せっかく軽井沢に行くんだから一泊して観光もしたい!」という声がほとんどでした!結婚式がもっと楽しみになりそうですね!

旅行を兼ねた結婚式ならではの実例

せっかくだからゲストに旅行気分を味わってもらいたい!と考えた実例をご紹介

・1泊2日のスケジュール「旅のしおり」を作成、その中におふたりのプロフィールも入れて事前に配布

・引出物の代わりとして宿泊をご用意、手土産として現地で人気のお土産をお渡し。

・翌日は各自フリーに過ごしても大丈夫なように、おススメスポットを入れた近隣地図を作成

また一例ですが、家族旅行を兼ねて結婚式をしたいと考えられたおふたりは、結婚式翌日に観光バスを貸し切り手配をして皆で観光地を廻られたかたもいらっしゃいました。

結婚式と旅行が一緒になった分、思い出も増えますね!

イラスト tocco

寺谷 晶子

ウエディングプランナー 出身地 東京都 「ふたりに寄り添い、大切な結婚準備〜結婚式をお手伝いします」 ゲストハウスの立ち上げ〜レストランウエディングなどプラ...

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