Q90 素敵なドレスがたくさんあってどれにしたらいいか迷って決められない。

初めてドレスの試着に行きました。自分が着てみたいと思っていたドレス以外にも素敵なドレスがいっぱいあって迷ってしまっています。また、試着をしていて白いドレスだけでも良いかなと思ったのですがカラードレスは絶対に着なくてはいけないのでしょうか。

会場が決まったら、最初に始まる大きな楽しみのひとつが “ウエディングドレス選び” です。
デザイン、シルエット、素材、ディテール… どれも魅力的で、「これも着たい!あれも着たい!」と嬉しい悩みが増えていきますよね。
一方で、試着を重ねるほど“決められない迷路”に入り込んでしまうのも、花嫁さまにとても多いお悩みです。
「もっと素敵な一着があるかもしれない」
「ここの部分だけ気に入らない」
「最初のときの感動を忘れてしまった」
そんな時に役立つ、ドレス選びのポイントをご紹介します。
目次
● まずは“こうなりたい花嫁像”を描いてみる
当日、どんな花嫁になりたいですか?
そしてどんなテーマの結婚式にしたいでしょうか?
クラシカル、ナチュラル、ロマンティック、スタイリッシュ…
テーマが決まると、自然とドレスも絞れてきて、会場コーディネートとも統一感が出ます。
● 決めつけず、違うタイプのドレスも試着する
「自分は絶対Aライン!」「マーメイドしか似合わないと思う」
そんな固定観念は少し横に置いてみましょう。
本命とは違うシルエットを試してみたら、意外としっくりくることも。
“たくさん試せるのは花嫁の特権” なので、試着を楽しみながら選んでください。
● 360度の視点で見てもらう
ドレス姿は、ゲストの皆さまに“全方向”から見られるもの。
正面はもちろん、横姿や後ろ姿の美しさもとても大切です。
お母様、姉妹、ご友人、新郎など、違う視点の人に見てもらうと、自分では気づけないポイントを教えてもらえます。
試着時に、ぜひ360度の写真を残して比べてみてください。
● トータルコーディネートで考える
・チャペルの雰囲気に合うか
・体型を美しく見せてくれるか
・新郎のタキシードとのバランス
・合わせたいイヤリングやヘッドアクセとの相性
・理想のヘアメイクとの組み合わせ
“ドレス単体”ではなく、“結婚式全体のイメージ”で考えると後悔がありません。
● 迷ったときは「最初に気に入った一着」に戻ってみる
試着を重ねるうちに、どうしても目が肥えて細かいところが気になり始めます。
そんな時は、ぜひ一番最初に気に入ったドレスをもう一度試してみてください。
直感で「好き!」と感じたドレスは、実は本当に似合う一着であることが多いんです。
最終的に“一番最初のドレス”に決めた花嫁さまも、とても多くいらっしゃいます。
カラードレスは絶対に必要?
最近は家族婚など“少人数ウェディング”を選ばれる方が増え、
「みんなお色直しをしているから、カラードレスは着るべき?」
というご相談をよくいただきます。
結論は 「義務ではありません」。
着たいドレスがあれば着る、無理に選ぶ必要はありません。
またカラードレスは追加費用が必要なため、
・演出
・写真
・料理グレード
など、他の希望を諦めなければいけないケースもあります。
大切なのは、“おふたりの予算を何に優先したいか”。
そこをしっかり話し合って決めることが大切です。
ドレスを1着にする場合の工夫
「2着の予算は厳しい…」という場合には、
ヘアチェンジだけでガラッと印象を変える のがおすすめです。
・シニヨンからダウンスタイルへ
・リップの色を変える
・アクセサリーを煌びやかなものへチェンジ
これだけでも見違えるように印象が変わります。
みなさまが心から「これだ!」と思える一着に出会えますように。
ウエディングドレス選びの時間が、幸せで満ちたひとときになりますように祈っています。
イラストtocco
\大切な日を形に/


















