Q55愛犬も一緒の結婚式ってできますか?

実家に愛犬のトイプードルがいます。家族として今まで暮らしてきたので、結婚式にも参列してもらいたいと思っていますが、どうしたら良いでしょうか。

ペット同伴OKの結婚式場は確かに存在します。ただし数は多くなく、さらに「どの場所まで」「どのタイミングで」ペットが一緒に参加できるかは式場によって大きく異なります。まずは、なぜペットと一緒の結婚式が難しいのか、その理由から整理してお伝えします。
多くの会場では、披露宴会場でのペット同伴がNGです。もっとも大きな理由は“衛生面”。お食事を提供する空間であることから、衛生管理上ペットの入場を制限する会場がほとんどです。また、ゲストのなかには動物が苦手な方や、アレルギーを持つ方もいらっしゃいます。ペットが大切な家族であることと同時に、ゲストにとっても心地よい空間であることを考える必要があります。
挙式については、特に街中の教会や神社、仏閣での挙式ではペット同伴NGが一般的です。“神聖な場所”と考えられるためです。一方、ホテルや結婚式場内のチャペルは会場によってルールが異なるため、事前確認が必須です。
軽井沢などのリゾートウエディングでは、愛犬と一緒に泊まれるホテルや、ガーデン挙式でペットの参加が許可されているプランもあります。一泊二日の滞在型ウエディングが叶うため、愛犬との時間をゆっくり楽しめる点が魅力です。写真のみ一緒に撮影できるプランや、決められたタイミングでスタッフが愛犬を新郎新婦のもとへ連れてきてくれるサービス(有料)がある式場も。挙式以外の時間はドッグケアハウスに預けられるなど、環境も整っています。
「親が面倒を見てくれるから大丈夫」と思われる方も多いのですが、当日は親御様もゲストの対応や挨拶で忙しく、ゆっくりお世話をするのが難しい場面もあります。そのため、ペットシッターを手配し、プロに任せる形が安心です。
都内にも、ペットと一緒に泊まれるホテルがいくつかあり、併設の施設でペット参加型ウエディングを実施しているところも増えています。宿泊可能なホテルは、ペット専用設備が整っている場合がほとんどのため、安心して滞在できます。
もし、「結婚式当日の参加は難しい」と判断した場合でも、前撮りで愛犬と一緒に写真を残す選択肢があります。前撮りで撮影した写真をウエルカムボードやプロフィールムービーに使用すれば、当日一緒にいなくても“家族としての存在”はしっかりゲストに伝わります。
また、最近は飛行機の国内線でも、ペットと機内で一緒に過ごせるサービスが始まりました。ペットを“家族”と捉える方が増えている証拠でもあります。ペットとの結婚式を叶えたい場合は、式場探しの最初の段階で「ペット同伴の可否」を必ず確認し、見学時には具体的なルールや注意事項をしっかりチェックすることがスムーズな進め方です。
ペットも大切な家族。だからこそ、無理なく安心して参加できる形を考えて、最適なスタイルを選んでください。
イラスト tocco
\忘れられない瞬間/


















