Q89 カラーコーディネートってどうやって決めているの?センスがないから心配です

色のバリエーション
結婚準備のダンドリ

カラードレス、テーブルクロスやナフキン、ペーパーアイテム、テーブル花やブーケ、会場全体のトーンなどなど、色選びでお洒落度がアップすると先輩花嫁の友人に言われました。カラーコーディネートは自分のセンスに自信がないので少し不安です。

結婚式の「カラーコーディネート」を決めるうえで、最初のステップとしておすすめなのが “テーマカラーを決める” ことです。
ワイワイと賑やかなパーティ、クールで大人っぽいウエディング、ナチュラルで優しい雰囲気など、結婚式全体のイメージやコンセプトを決めると、自然とテーマカラーも見えてきます。

まずは、色が持つ特徴や印象を知ることから始めましょう。


■ 色が持つイメージと特徴

【ホワイト】

ウエディングの王道カラー。
純粋さ、新たな人生のスタートを象徴し、どんな色とも相性が良い万能色です。

【イエロー・オレンジ】

元気でハッピー、軽快でカジュアルな雰囲気を演出。
特に近年はオレンジを使ったトレンドコーディネートが人気です。

【レッド】

情熱的でゴージャス。
重厚感があり、大人のウエディングにぴったり。

【ピンク】

キュートで甘さのある空間を作る色。
最近はモーブピンクやサーモンピンクなど、大人っぽく洗練されたピンクも人気です。

【グリーン】

自然・調和・安心感を表す色。
男女問わず好まれ、使いやすい万能カラー。

【ブルー】

クールで知性を感じさせる色。
ブルーの花材も増え、今は取り入れやすいカラーのひとつです。

【パープル】

濃いパープルは大人っぽくフェミニン。
淡いパープルはアジサイを思わせ、6月のジューンブライドにもおすすめです。


■ センスよくまとめるためのポイント

【1. 色数を絞る】

メインカラーは2色、多くても3色まで。
色を使いすぎると統一感がなくなるため、“引き算の美しさ”が大切です。

【2. 同色のバリエーションを使う】

淡い色をベースに、濃い色をアクセントにすることで上品でまとまりある印象に。
同じ色でもトーンを変えることで、ぐっと洗練されます。

【3. 季節感を意識する】

春→ピンク・イエロー
夏→ブルー・グリーン
秋→オレンジ・レッド
冬→ホワイト
必ずしも季節カラーを使う必要はありませんが、取り入れると雰囲気がより豊かに。

【4. 反対色(補色)をうまく使う】

反対色を小物に少し入れると、お互いの色を引き立て合い印象が際立ちます。
例)赤 × 緑、青 × オレンジ など

【5. テーブルクロス・お花で世界観をつくる】

テーブルクロスは会場の“ベース”。
ナフキンはメインカラーより1トーン濃くしたり、あえて反対色を選んでも美しいコントラストに。
季節のお花を使うと、ゲストのワクワク感がさらに高まります。


■ 迷ったときはどうする?

カラーコーディネートに悩んでしまったら、
ぜひ 会場プランナーやコーディネーターに相談を

・会場に合う色
・最新トレンド
・実例に基づくアドバイス
など、その会場を知り尽くしたプロだからこその視点で提案してくれます。

相談する際は、
InstagramやPinterestで好みのイメージを集めて
“見せながら共有する” のがスムーズです。


色選びは難しいけれど、悩む時間も楽しみのひとつ。
おふたりらしさが詰まった唯一無二のカラーコーディネートで、素敵な空間をつくっていってくださいね。

イラストtocco

\幸せの一日をプランニング/

寺谷 晶子

ウエディングプランナー 出身地 東京都 「ふたりに寄り添い、大切な結婚準備〜結婚式をお手伝いします」 ゲストハウスの立ち上げ〜レストランウエディングなどプラ...

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