Q77 義務感とプレッシャーで結婚式の準備が楽しめない

義務とプレッシャーに押しつぶされそう
結婚準備のダンドリ

SNSにはお洒落な先輩花嫁さんの実例がいっぱい。自分達の結婚式もお洒落にしなければとか手作りアイテムを入れなきゃと、義務感とプレッシャーを感じています。どうしたら結婚準備を楽しむことができますでしょうか。

結婚式のご準備は、本来楽しんで行うべき。それをプレッシャーで楽しめないなんて、辛いことです。今は、新郎新婦共働きが多く、お互いお仕事が忙しくて時間を作れない人が多く「手作りしなきゃ」「お洒落にしなきゃ」という思いが、義務感やプレッシャーを感じる要因となっているようです。実際に、結婚式の準備に関しては、おふたりへの宿題・課題が多いので仕事をしながらのおふたりにとっては、ご負担になることもあります。
また、時代の流れと共に、情報も多く取り入れられるようになったので、手作りの素敵なアイテムや、全て手作りでご準備をしたという花嫁様のSNSを見たりして、自分達もこうしなければ!おしゃれにしなければ!と感じてしまうようです。

ただ、すべてがハンドメイドの方が、本当にいいのでしょうか?その人それぞれのベストなご準備の仕方があるはずです。手作りのアイテムは、温かみがあり、オリジナリティもあり、素敵ですよね。ただ無理に全てを手作りにしなくたっていいのです。「ゲストへのおもてなし」というおふたりのお気持ちがとても大切です。

おふたりのオリジナリティをどこかに取り入れたい。でも、時間的な余裕がないかも。ということであればどこかひとつだけでも手作りアイテムにするものを決めて、そちらに集中して取り組んでみてはいかがでしょうか。他の部分はプロに任せることでメリハリが出ることもあります。その際は、おふたりで取り組んで思い出になるようなものを選びましょう。苦手な分野に挑戦して、準備が苦痛というのはもってのほか。楽しく作れたね、ゲストのみんなも喜んでいたねと後々振り返った時に思えるもので取り組んでいきましょう。

【先輩花嫁さんのワンポイントオリジナル実】】

・プチギフトは新婦お気に入りのお店の焼き菓子をセレクト。そのままでも可愛いパッケージだったけどふたりのイニシャルを入れたオリジナルシールを作成して貼っただけでオリジナル感がアップ!

・おふたりのこだわりはズバリ「料理」。シェフと相談をしながら決めたメニュー、手作りメニューにシェフのコメントも入れました!

もちろん、全く手作りアイテムにこだわらなくたって大丈夫。各会場にウエディングアイテム別に担当のプロがいますから、おふたりのご希望やお気持ちをお伝えして、イメージを一緒に形にしていくこともできます。おふたりが気持ちを込めて選んだものなら、皆様にも伝わるはずです。

結婚式のご準備は『楽しむもの』義務感やプレッシャーを感じてしまって楽しめないと思っていらっしゃるのであれば何に対してそう感じているのか自問自答してみてください。ご準備の条件はただひとつ、笑顔で楽しんで行いましょう!

イラストtocco

\かけがえのない思い出に/

寺谷 晶子

ウエディングプランナー 出身地 東京都 「ふたりに寄り添い、大切な結婚準備〜結婚式をお手伝いします」 ゲストハウスの立ち上げ〜レストランウエディングなどプラ...

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