Q85 結婚式に参加できなかった方々への感謝の思いを伝えたい、どうしたらいい?

結婚式に出席してくださった方には直接御礼を伝えられるけれど、それ以外のかたには御礼を伝えるにはどんな方法があるでしょうか。

結婚式は、必ずしもお二人が希望するすべての方にご出席いただけるとは限りません。ご予定が合わず欠席された方、会場のキャパシティの関係で招待できなかった方、ご体調の問題で参列が難しかった方など、さまざまな理由で当日お会いできないことがあります。
近年はコロナ禍の影響で結婚式の規模を縮小せざるを得なかったケースも多く、本来なら晴れ姿を見ていただきたかった方に参列してもらえなかったというお声もよく伺います。
それでも、お祝いをくださった方、温かなメッセージを寄せてくださった方、記念品を贈ってくださった方に、しっかり感謝を伝えたいと思うのは自然なことです。
目次
■ 写真を添えた「結婚報告&お礼状」がもっとも丁寧で確実です
当日のお写真を1〜2枚添え、
「幸せな表情で結婚式を迎えられたこと」
「日頃の支えへの感謝」
をお手紙に込めてお伝えする方法は、温かみがあり非常に喜ばれます。
お手紙は形式ばったものでなくても問題ありません。お二人らしい言葉で、短くても心を込めて書けばしっかり伝わります。
■ お祝いをいただいた場合は、内祝いの準備も
お祝いをいただいた方には、ゲストへお渡しする引出物と同等の品を「内祝い」として贈るのも一つの方法です。
ただし、いただいた金額とのバランスがありますので、品物選びに迷った際はご親御さまにも相談すると安心です。
■ ご親族・親しい方には訪問もおすすめ
ご親族や身近な方であれば、可能であればお二人でご挨拶に伺い、直接感謝をお伝えするのが最も丁寧です。
ただし、遠方だったり、スケジュールが合わない場合もありますので、お互いの負担のない範囲で臨機応変に対応しましょう。
■ 軽い贈り物をいただいた場合は、気軽なお返しでも◎
気の張らない程度のプレゼントをいただいた場合は、式場オリジナルのお菓子や、リゾート婚ならその土地の特産品など、気軽に受け取っていただけるものがおすすめです。
■ 職場や友人グループへのお礼は “シェアできるもの” が便利
職場の方や趣味・サークル仲間などへ感謝を伝える場合は、
・皆で分けられるお菓子
・当日の送賓で使用したプチギフト
・簡単なメッセージカード
などをセットにし、休憩室や共有スペースに置いておく方法も喜ばれます。
気軽でありながら、気持ちがしっかり伝わるスタイルです。
丁寧な気持ちが込められたお礼は、どんな形でもきっと相手に届きます。
「どの方法が一番お二人らしいか」を基準に、無理のない範囲で心を込めて伝えてみてください。
イラストtocco
\大人の心配りを/


















