Q87 プロフィールムービーやエンドロールムービーはやらないといけないでしょうか?ない場合にどのようになるかイメージがつかず不安です。

最近はムービーがないと「今日の結婚式は何でムービーがなかったのだろう」と感じるほど何かを上映することがあたりまえになってきているようですが、私も彼も特に必要ないのでは?と思っています。上映をしない場合の披露宴って物足りなさを感じられてしまうのでしょうか。

結婚式の準備を進めていく中で、
「ムービーを上映しないのはおかしいと思われない?」
「ムービーがないと披露宴が締まらないのでは?」
というご相談をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、結婚式にムービーは“絶対に入れないといけないものではありません”。なくても問題ありませんし、おふたりのスタイルに合わせて自由に選んで大丈夫です。
■ 結婚式でよく使われるムービーの種類
- オープニングムービー:披露宴開始の雰囲気を盛り上げる映像
- プロフィールムービー:生い立ちや出会い・馴れ初めを紹介する映像
- エンドロールムービー:当日の様子をまとめ、ゲストの名前とともに上映する映像
お色直し中の“中座の時間”や送賓準備の待ち時間にゲストを楽しませる役割として上映されることも多いですが、制作には10〜20万円ほど費用がかかったり、ご自身で作る場合は他の準備との両立が大変だったりして、負担に感じる方も少なくありません。
■ ムービーを上映しない理由は?
ムービーを入れない主な理由で最も多いのは、
「ゲストが家族中心で、あらためて生い立ち紹介をする必要がないから」
というものです。
ほかにも、
- 過去の写真を多く見られるのが恥ずかしい
- カメラがあると緊張してしまい、自然に過ごせない
- 写真や映像そのものが苦手
といった理由から、ムービーを作らない選択をするカップルも多くいらっしゃいます。
家族中心のパーティーではお色直しをしないケースも多いため、中座による「待ち時間」がそもそもありません。
そのため、
- 新郎新婦から直接の自己紹介
- 両家家族の紹介
- ゲストとの対話を多く取り入れる進行
など、アットホームなスタイルでパーティーを進めることができ、ムービーがなくてもまったく問題ありません。
■ 「上映がないと締まらない?」という不安について
最近ではプロフィールムービーやエンドロールの上映が一般的になっているため、
「上映がないと寂しく思われる?」と不安になる方もいます。
しかし、映像がないからといって披露宴が締まらないということはありません。
- プロフィール紹介は プロフィールブック で表現できる
- 新郎新婦がお互いを紹介する
- 兄弟や親御様に紹介してもらう
など、方法は本当に多様です。
エンドロールがない場合でも、
最後に新郎新婦からしっかりと感謝を伝え、
送賓準備時間は司会者がご案内を行いますので、パーティーの締まりに欠ける心配もありません。
■ ムービーは “義務” ではなく “選択肢”
ムービー制作は、過去の写真を振り返りながら思い出を形にできるという魅力もあります。
そのため「後から作ってよかったと思えることが多い」のも事実です。
ただし、
「みんながやっているから作らなければ…」という義務感で選ぶものではありません。
後悔のないよう、
おふたりの気持ちを大切に、
そして互いにしっかり話し合いながら決めていくことが一番大切です。
イラストtocco
\ふたりの想いを最高の形に/


















