Q32 残暑のガーデン・ウエディング。暑さ対策はどうする?
9月に挙式予定です。コロナの感染予防になると思い、ガーデン・ウエディングを予定していますが、残暑も気になります。暑さ対策にはどのようなものがありますか?ゲストには高齢の方もいて、熱中症も心配です。
新郎新婦・ゲストの暑さ対策
まずは新郎新婦の暑さ対策からお話ししますね。ガーデン・ウエディングでは、ドレスもミカドシルクのように重厚なものではなく、風が通りやすい、軽やかなドレスを選ばれていると思います。新郎はシャツの背中に保冷剤を入れるのも効果的です。
つぎにゲストへの対応ですが、ガーデン・ウエディングといっても、挙式も披露宴も何もかもが屋外ということは、あまりないですよね。もしもお食事も外で、というのであれば、ガーデンパラソルのようなものを何カ所かに立てて、日陰を確保するように心がけましょう。またゲストに予めガーデンウエディングということをお伝えしておくと、服装も選びやすくなると思います。熱中症対策として、塩飴や冷却シートなど事前に準備できるものをリストアップしておくのも良いでしょう。
ガーデンなどの屋外での挙式
ガーデンなどの屋外での挙式の場合、例えばカチカチに凍ったおしぼりを人数分用意し、挙式が終わるタイミングでほどよく解凍されたものを出してくださるなど、会場側も暑さ対策をいろいろと考えていると思いますので、どんな準備があるのかも事前に確認してください。また、屋外では虫にも注意した方がよいかもしれません。スプレーのほか、今はブレスレット型の虫除けグッズもありますので、ゲストに配っても喜ばれそうです。
挙式はガーデンだけど披露宴は室内という場合は、涼を感じさせる装飾や演出を心がけましょう。暖色系の重たいイメージの装花やテーブルクロスは避け、清涼感のある色を選びます。最近はお花屋さんでも水盤に花を浮かべ、目にも涼しい演出を考えてくださるところもありますし、会場によっては氷細工の職人さんがいることも。会場の中央に大きな氷細工を飾るのは、暑い時期ならではのおもてなし。フォトスポットとしてもおすすめです。
ゲストへの気配り
以前、夏のガーデンパーティのサポートをしたとき、新郎新婦からは自分達が当日できないゲストのケアを中心にしてほしいと依頼を受けました。親御様や親族の皆様と一緒に移動しながらサポートをしている時に、親族の叔母様から「さりげなくされている気配りがとても心地よくて嬉しい」とおっしゃっていただけた事があります。おふたりが一生懸命考えて準備をされことが伝わり嬉しく思いました。そう思ってもらえるようにするには会場担当者とのコミュニケーションが必要ですね。
イラスト tocco
\心配りに満ちた結婚式を/