Q65.結婚式までに痩せて綺麗な花嫁になりたい

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ドレス&ビューティー

先日ドレスの試着をした時、鏡に映った自分の姿を見て「痩せて綺麗な花嫁になりたい!」と思いました。先輩花嫁の友人もほとんどがダイエットをしたと聞きました。結婚式の予定は10か月後です。痩せる為には何をしたら良いでしょうか。

花嫁さんにとって結婚式は、自分が主役になる人生最大のセレモニーです。誰もが「一番輝く自分」をイメージしながら、ドレス選びやヘアメイクを検討されることでしょう。その過程でダイエットを始める方も多く、これは立派な婚礼準備のひとつです。ただし、単に体重を減らすのではなく、外側も内側も健康的に美しく整えていくことがポイントです。

必死になって無理をする必要はありません。日々の生活習慣を少し見直すことで、自然と痩せやすく、整いやすい体づくりにつながります。

まず、体内時計を整えることを意識しましょう。私たちの体には、脳にある「親時計」と、臓器・皮膚・血管などにある「子時計」があり、この二つが連動することで体のリズムが整います。朝起きたらすぐにカーテンを開けて太陽の光を浴び、脳に“朝が来た”と知らせましょう。そのあとで朝食をとることで、内臓などの子時計にも“朝ですよ”とサインが送られます。特に、炭水化物(ご飯・パンなど)とたんぱく質(卵・大豆製品・チーズ・ヨーグルトなど)を組み合わせると、栄養が吸収されやすく、筋肉量アップや脂肪燃焼につながります。

次に、適度な運動を取り入れましょう。運動のタイミングとしては、減量に効果的とされる夕方が理想と言われていますが、仕事や予定がある場合は難しいことも多いですよね。そんな時は、通勤や休憩時間をうまく使いましょう。エレベーターではなく階段を使う、一駅分歩いてみる、背筋を伸ばして颯爽と歩くなど、日常の中で“少しだけ負荷を上げる”意識がとても大切です。逆に、お風呂上がりなど夜遅くの運動は、交感神経が刺激されて眠りにくくなることもあるため注意してください。

また、食事をとる時間にも気をつけましょう。特に夕食は、時間が遅い場合は炭水化物を控えめにし、分食にするのがおすすめです。夜はなるべく軽く済ませ、間食はできるだけ控えるとよいでしょう。冷蔵庫に残った野菜を使ったスープの作り置きは、栄養を無駄なく摂れて快便にもつながるため、花嫁さんの味方になります。スープをベースに、味噌・ポン酢・しょうゆ・豆乳などで味を変えれば飽きずに続けられます。

さらに、早めの就寝を心がけると、生活リズム全体が整います。いつもより1時間早く起きることを習慣にすると、朝にゆとりが生まれ、その分早い時間に自然と眠くなるため、健康的なリズムができていきます。夕食を控えめにすることで、翌朝お腹が空き、しっかり朝ごはんが食べられるという理想的な流れにもつながります。

こうした小さな積み重ねを続けることで、少しずつ身体の変化を感じられ、それが喜びとなり、さらに継続する力になります。整っていく自分を感じながら迎える結婚式当日は、きっと今よりさらに楽しみになりますね。

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\ふたりの未来を描く/

寺谷 晶子

ウエディングプランナー 出身地 東京都 「ふたりに寄り添い、大切な結婚準備〜結婚式をお手伝いします」 ゲストハウスの立ち上げ〜レストランウエディングなどプラ...

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