20回目の結婚記念日 磁器婚式

重ねた夫婦茶碗
結婚記念日STORY

20年目 磁器婚式(じきこんしき)
china

陶器よりも磁器のほうが軽いのは原材料の違いで丈夫さを保ったまま器をより薄くできるから。9年目の陶器婚式より10年の歳月が流れ夫婦としての絆がより固くなったころ。でも陶器と同じように軽視したり取扱いを誤ったりすると壊れてしまうので注意が必要という意味もあります。日本の磁器で有名な伊万里焼は ヨーロッパを代表する磁器「マイセン」に大きな影響を与えたそうです。日本の伝統、伊万里焼を磁器婚式の記念品と考えてみるのも素敵ですね。

結婚記念日のお話し

結婚して20年。妻と出会ったのは大学時代のテニスサークル。1つ後輩で、僕の一目ぼれだった。卒業の年、勇気を出して告白をし付き合いが始まり、すぐに妊娠が発覚。彼女は大学を辞め、僕は彼女と子供との生活費を稼ぐため、運送の仕事に就いた。

あれから20年。娘も今年成人式で、僕たちは20回目目の結婚記念日を迎える。

今まで贅沢はできなかったけど、仕事から帰ってからの家族団らんの時間が幸せだった。他愛もない会話だけど、妻と娘、二人の笑顔を見ているだけで、仕事の疲れが癒され、この20年間がんばれた。娘は就職先が決まり来週から大阪に引っ越し。これからは今までなかった「妻とふたりの時間」を過ごしていく。

毎年アニュアルレターに家族の思い出を書いてきたけど、今年からは妻へのラブレターにしよう。

妻へのプレゼントを探しに久しぶりに銀座に出かけた。ふと目に入ったのは、夫婦茶碗。これからも夫婦の時間を大切にするため、夫婦茶碗を買って帰ろう。 妻の喜ぶ顔を想像したら、一人でにやけてしまった。

花嫁相談 編集部

花嫁相談 編集部 現役プランナーで構成する花嫁相談編集部。結婚準備を楽しく悩みの解決に役立てていただける記事を配信しています。 ここに無い質問やご相談はお気...

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