Q93 前撮りやフォトウエディングをする際の注意点を教えて欲しい!

フォトウエディング
結婚準備のダンドリ

インスタグラムで素敵な写真を見るたび「写真撮りたいな」と思うのですが、まずは何からしたら良いのかわからず、なかなか話が進みません。撮影するまでにしておいたほうが良いポイントが知りたいです。

近年、結婚されるカップルの約70%が前撮りやフォトウェディングを利用し、
“写真で記念を残す” という選択をされています。

ロケーションフォト・スタジオフォト・自宅フォトなど選択肢がとても多く、
「どれを選べばいいの?」「思い描く写真になるか不安…」
と迷われるおふたりも少なくありません。

また、事前のリサーチや準備が足りないまま撮影日を迎えてしまうと、
・ドレスの綺麗な見せ方が分からなかった
・自然なポーズが取れなかった
・理想の写真を伝えきれなかった
など、「もっとこうしておけばよかった!」という後悔につながることもあります。

そこで、
ふたりの魅力が最大限に伝わる素敵な写真を残すために大切なポイント
をまとめました。


① どんな雰囲気の写真が撮りたいか、きちんとイメージを共有する

まずはおふたりで
「どんな写真を残したいか」
具体的にイメージを合わせることがとても重要です。

・自然体で柔らかい雰囲気
・映画のワンシーンのようなドラマチックな構図
・クラシカルで上品な雰囲気
・海や森の中での開放的なロケーション

SNSやフォトギャラリーなどで“理想の写真”を見つけて、
共有アルバムなどにまとめておくと撮影がスムーズになります。


② 撮影場所や撮影方法をしっかり相談して決める

前撮りの撮影場所はとても幅広いです。

・結婚式場
・フォトスタジオ
・海や公園などのロケーション
・おふたりの思い出の場所
・自宅でのナチュラルフォト

どこで撮るかによって写真の印象は大きく変わります。
ロケーションの場合は季節や天気、移動時間も含めて検討しましょう。


③ 撮影後の“使い道”を必ず考えておく

前撮り写真は、残すだけでなく“活かす”ことで価値がぐっと高まります。

・年賀状に使う写真を1枚撮る
・ウェルカムボード用に縦構図の写真を依頼する
・プロフィールムービーに使うカットを用意する
・フォトアルバムに余白を作る構図にする

事前に使用用途を考えておくことで、
カメラマンに伝える内容や必要な小物が明確になります。


④ 衣裳選びにもひと工夫を

「当日はゆっくり撮影ができないから」と、
結婚式と同じ衣裳を前撮りでも着る方は多いですが、
実は前撮りは “本当は着たかった衣裳に挑戦できる特別な機会” でもあります。

・当日とは違うカラードレス
・和装(白無垢・色打掛)
・カジュアルなリンクコーデ
など、前撮りでしか残せない姿があると満足度がぐっと上がります。


⑤ 要望は「しっかり&最小限」で伝えるのがベスト

「他の人が撮っていたから私たちも撮れるはず!」
という考えは意外と危険です。

撮影場所や光の状況によって、
できるカット・できないカットがあるため、
絶対に残したいショットは必ず伝えることが大切。

ただし、
要望を細かく出しすぎると
カメラマンが引き出してくれる“自然な良い空気感”が生まれにくくなり、
後悔の原因になることも。

理想のバランスは…

・絶対に撮りたい写真 → 3割
・カメラマンにおまかせ → 7割

この配分にすると、仕上がりがとても満足度の高いものになります。

イラストtocco

\スムーズな準備で特別な一日/

佐藤 陽子

ウエディング プランナー 出身地 東京都 「丁寧な結婚準備をサポートします」 料亭での和婚をはじめ、ホテル等でのプランナー歴15年。 【ウエディングサポート...

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