「結婚式はしないけど挙式のみ」が人気急上昇中!後悔しないための準備・マナー・費用ガイド

「結婚式はお金がかかりすぎる」「披露宴の準備が大変」「でも、けじめとして挙式だけはしたい」そんな悩みを抱えていませんか?実は今、多くのカップルが選んでいるのが”挙式のみ”という新しいスタイルです。
でも、「非常識と思われないか」「親や親族は納得してくれるのか」「後悔しないか」という不安も当然あるでしょう。このまま悩みを放置すると、親族関係の悪化や、予算オーバーで新生活を圧迫してしまう恐れも。
一方で、適切に挙式のみを選べば、予算を抑えながらも思い出に残る結婚式ができ、新生活にも余裕が生まれます。
この記事では、挙式のみを選んだ先輩カップルの声や具体的な準備方法、周囲への伝え方まで、後悔しない選択のためのすべてをご紹介します。
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目次
「結婚式はしないけど挙式のみ」が増えている理由
昔は“結婚式=挙式+披露宴”が当然という風潮がありましたが、近年は価値観やライフスタイルの変化により、その形も多様化しています。
増えている主な理由
- 自分たちらしいスタイルを求める人が増えた
- コロナ禍による価値観の変化(大人数を避けたい、準備が大変)
- 経済的理由やライフプランを重視(貯金や新生活にお金を使いたい)
- 準備の負担を抑えたい(忙しい中での結婚準備は大変)
このような背景から気軽に、でも大切なけじめとして「挙式のみ」を選ぶ人が増えています。
「挙式のみ」を選んだ場合の挙式スタイル
挙式のみとは、結婚のセレモニーである“挙式”だけを行い、披露宴(お食事やスピーチなどのパーティ)を行わないスタイルのことを指します。
主な挙式スタイル
- キリスト教式:チャペルや教会で神に誓うスタイル
- 神前式:神社で行う、日本の伝統的な結婚式
- 人前式:宗教色がなく、ゲストの前で誓いを立てる自由な形式
挙式のみを選ぶカップルの多くは、家族や親しい人だけを招いて静かに執り行うケースが多く、写真撮影を重視する人も増えています。実際に挙式のみを選んだカップルの90%が満足と回答しています。
新しい挙式スタイル『ふたりしき』
ふたりのために、ふたり式(style)で行う誓約式のこと。列席者に誓いを立てる人前式とは異なり、”ふたりの意思で、お互いに誓うこと”を最も大切にしています。場所も服装も、従来の形式に捉われる必要はありません。
ふたりきりでも、ゲストを招いてもOK。結婚式の原点である“ふたりがしっかり誓いあうこと”、その気持ちがあれば実現できる挙式です。

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「挙式のみ」の費用相場と準備スケジュール
費用相場(あくまで目安)
- 挙式料(スタイルにより異なる):10万〜30万円
- 挙式+フォトウエディング:20万〜50万円
- 挙式+フォトウエディング+家族同行:30万〜70万円
準備スケジュールの目安
- 3〜6ヶ月前:挙式をする場所や式場、プランを検討
- 2〜3ヶ月前:衣裳・日程を決定、家族に連絡
- 1ヶ月前:参加者確認や段取りの最終確認
- 当日:写真撮影も忘れずに!
少人数であれば、1〜2ヶ月でも十分間に合います。
打ち合わせ内容と持ち物チェックリスト
- 衣裳の有無
- 写真や動画の希望
- 誓いの言葉や演出内容の決定
決めることが少ないので打合せの負担を減らせます。
ゲストも呼べる?招待時の注意点
家族・親族・友人を招くときに気をつけたいこと
挙式をおこなう場所が、ゲスト人数に応じた会場の広さや待合スペースなどの施設の有無を確認。披露宴をしないので、ご祝儀を前提にしない配慮をすること。
招待状・案内文で「披露宴なし」を伝えるコツ
「ささやかな挙式のみのご案内です」と明記をして披露宴はしない旨を伝える。
会食なしでも失礼にならない工夫と配慮
お礼のメッセージカードやプチギフトを用意して、挙式後に手渡しをする。後日、写真や動画を共有して感謝を伝える。
非常識”と言わせない!マナーと気遣いのポイント
わかっていると安心、非常識と言われてしまう理由
「挙式だけなんて非常識」と言われてしまう理由には、いくつかの背景があります。
- 理由1:昔ながらの“結婚式=披露宴”という固定観念 特に親世代では、結婚式は披露宴まで含めて“けじめ”とされてきました。披露宴を省くと「略式すぎる」と感じられることも。
- 理由2:感謝の気持ちが伝わりづらいと誤解されやすい 披露宴は「ゲストへのおもてなし」の場でもあるため、挙式だけだと“配慮がない”と捉えられてしまうケースがあります。
- 理由3:説明不足による誤解 費用や体調、準備の都合など合理的な理由があっても、ゲストに十分伝わっていないと「手を抜いた」と誤解されてしまいます。
- 理由4:地域性やSNSによる比較 地域によっては「親戚を呼ぶのが当然」「盛大にやるのが普通」という価値観が根強く残っており、またSNSで華やかな披露宴を見るたびに「自分たちはどう見られるのか」と不安になることも。

挙式のみを選ぶとき必ず押さえるべき4つのマナーポイント
1.ご祝儀について 挙式だけの場合、多くのカップルがご祝儀を辞退する傾向にあります。案内状などには「ご祝儀などのお心遣いはなさいませんようお願い申し上げます」などの文章を入れて丁寧にお伝えする。また、口頭の場合は「お気持ちだけありがたく頂戴いたします」と言うと柔らかい印象になります。
2,引き出物や食事について 食事会がない場合でも、簡単なお礼のギフト(お菓子やメッセージなど)を渡すと丁寧な印象に。ゲストへの感謝の気持ちを形にしましょう。
3.服装や案内状のマナーは? 挙式のみでもセミフォーマルな装いが基本です。案内状には所要時間や服装の目安、ご祝儀辞退の旨を記載すると親切です。
4.辞退したのにも関わらずご祝儀をいただいてしまった場合「半返し」が基本なので、いただいたお祝い金額の半額にあたる金額のものを「内祝」の熨斗をつけて、後日お届けしましょう。
形式よりも「気持ち」を伝える工夫が、誤解を防ぐ最大のポイントです。
知りたい!「挙式のみ」を選んだカップルのリアルな声
よかった点
- 「両親に晴れ姿を見せられてよかった」
- 「準備が楽だった分、当日を純粋に楽しめた」
- 「フォトウェディングよりも“結婚した実感”が持てた」
- 「披露宴ありの結婚式よりも3分の1の費用でできた」
後悔した点
- 「親族に報告しづらく、少しとまどった」
- 「友人に披露する場がなく、結婚の実感を共有できなかった」
- 「後から“やっぱり食事会くらいすればよかったかもと思った」
満足したカップルもいれば、もう少し工夫すればよかったと感じるケースも。重要なのは、「誰のために、どんな想いで挙式をするか」を明確にすることです。
後悔しない「挙式のみ」のために大切なこと
挙式だけできればいいと、簡単に挙式のみプランがある会場を探して申し込みをするのではなく、以下の内容をしっかりと考えましょう
1. 優先順位を明確にする 「誰に見守ってほしいのか」「何を残したいのか」など、自分たちの目的を明確にしておくと満足度が高まります。
2. 家族とのコミュニケーションを大切にする 挙式のみを選ぶ理由や想いをしっかり伝え、納得してもらうことで、当日も温かい気持ちで迎えられます。
3. 記録にこだわる 写真や動画で記録を残しておくと、後から見返したり、他の人にも報告しやすくなります。挙式だけだからこそ、記録は大切な宝物になります。

まとめ:挙式のみでも自分たちらしい「結婚の形」は、つくれる
結婚の形は人それぞれ。 大切なのは「何をやるか」ではなく、「なぜそれをやるのか」。挙式だけでも、家族への感謝を伝え、自分たちの気持ちにけじめをつける大切な時間になります。
新しい挙式スタイル「ふたりしき」をおこなった、花嫁さんからの声
最初は衣裳を着て、写真を残せればいいと思っていましたが、相談したプランナーさんに勧められて、写真撮影に「ふたりしき」をプラスすることにしました。当初から母が写真撮影だけでも見に行きたいと言っていたので、「ふたりしき」に両家の両親にも立ち会ってもらいました。式の中で親からも一言もらう場面もあり、緊張や驚き、喜び、感動と写真撮影だけでは得られない、記憶に残る大切な時間となりました。
周囲への配慮や丁寧なコミュニケーションさえ心がければ、“非常識”とは無縁の、あたたかい一日がきっと叶います。自分たちらしい方法で、かけがえのない節目を迎えてくださいね。
\ 「挙式だけでもやってよかった」そんな声、続々届いています! /